Seasar Conference 2009 Spring に行ってきました。

遅くなっちゃいましたが、先週土曜日にSeasarConferenceに行ってきたので振り返ってみます。
今回は会場スタッフとしてのお手伝いをさせていただきました。

朝、ちょっと早めにつきすぎたのですが、おかげでid:c9katayamaさんからSDLoaderの新機能についてのお話を聞けたり、以前からちょっと怖くて話しかけづらかったid:bose999さんとお話できたりと、いろいろ得しちゃいました。しばらくしてid:m-hashimotoさん、id:yone098さんがいらっしゃったんですが、お二人ともお疲れ顔。印刷物の用意とか準備とか大変だったんだろうなぁ・・・と感じました。少しでもラクにできるように頑張るぜ!と気合を入れました。うん、気合は入っていたと思う。

設営が整ったあとはホールでタイムキーパーをさせていただきました。前の方に座っていたみなさん、ちょろちょろと動くやつがいて気が散ったりしたと思います。すみません。今度はちゃんと黒子ウォークをマスターして風も無く音も無くタイムキーパーに臨もうと思います。
思うだけですけど。

さて、タイムキーパーをしながらセッションを聞いて勉強させていただいたので、忘れないうちに受け取ったことを書いておこうと思います。

より詳しくはITProさんが記事に取り上げてくださったようなので、そちらをご覧になるときっととてもいいです。
「Slim3はGoogle App Engineに最適化したフレームワーク」---SeasarConでひが氏が披露 | 日経 xTECH(クロステック)
「早く帰れるようになった,開発が楽しくなった」---SeasarConで7社が採用事例を発表 | 日経 xTECH(クロステック)


Slim3

ひがやすおさんのセッション。
GoogleAppEngineに最適化されたフレームワーク、それがSlim3とのこと。
GAEはPythonではアカウントとれたけど、Javaは乗り遅れちゃってまだ使えない僕ですが、そのうち使えるようになったらSlim3を使って簡単なWebAppでも作成してみようかな、と思いました。

Seasar2の使用状況について

Seasarプロダクトの簡単な紹介と、OSSについての説明、そして使用状況。
マクロな視点で使用状況を概観して、続くミクロな事例を楽しんでね的な内容でした。

電通国際情報サービスにおける事例

iSIDの渥美 俊英さんと公門 和也さんのセッション。
iSIDさんのなかでも、Seasarが浸透していくにはいろいろとあったんだなぁ、と感じました。
実業務の事例ではS2JMSがデータ連携部分で非常に強力だったとのこと。ノーチェックだったので、ちょっと触っておこうと思いました。

S2ClickをはじめとするSeasarファミリーを活用したアジャイル

竹添 直樹さん(NTTデータ先端技術株式会社)のセッション。
公門さんがSeasarとSpringは大規模開発では開発効率はさほど変わらないとおっしゃってたのに対し、小規模開発では規約ベースのSeasarのほうが強力とのこと。またS2JDBCは現時点でもっともアジャイルに適したO/Rマッパだとのこと。力がこもってました。
また、品質確保のために仕様変更可能期間を別途事前に決めておくべきだという意見にはなんども肯いちゃいました。

Seasar入門から始めた300機能のシステム開発

関野 伸一郎さん(株式会社データサービス)のセッション
みんなでよくなろう。
スペシャリストさんへの負荷集中の避け方が為になった感じです。
ちょいと固めの、味のあるセッションでした。

携帯コンテンツ開発とSeasar

盛岡 尚記さん(フリュー株式会社)のセッション
S2導入で早く帰れるようになった!とのこと。すごいですね。Seasarはスパゲッティ化を防ぐ、ソフトウェア開発のBダッシュになる、
新人さんの教育コストに課題が残っているというお話も興味深々でした。

Seasar2 みんなでやれば こわくない

足立 智広さん(株式会社ロックオン)のセッション。
えびすくん、インパクト大きい!
流れるインタフェースが特に有効だったとのこと。「困った・はまった」の辺りも参考になりました。やっぱ複雑なページはテンプレートでの実装は難しいですよね。
LLよりJavaがいいよ!という意見にはうならされました。

Web サービスの育て方 - チョイスタディの場合 

染田貴志さん(株式会社チョイスタジオ)のセッション。
ひがさんをのぞいてただ一人、ディスプレイの前から離れてトークを展開されてました。かっこよかったっす。
Webサイトとして大事なことは、定期的に動きがあることと品質とが両立されていることだ、というご意見にはなるほど、と思いました。リリースを安全に済ませるために自動化を進めるという点とか、S2よりも仕事の進め方について参考になる意見がおおいセッションでした。

ここまでできる Teeda & DBFlute

高橋 剛さん(株式会社ハウインターナショナル)のセッション。
規約ベースは学習コストがかかるので学習コストの低減のために専任のアーキテクトさんを用意することや、サンプル機能の実装をしっかり行うことがいいとのことでした。なるほどですね。

ライトニングトーク

タイムキーピングが忙しく、あまりよく聞けなかったのが残念。
今日はid:mastaka_kさんの話は聞けないのかと思ってたのですが、聞けました。NPO法人のお話。
杉山さんの事例もおもしろかったです。その手の仕事があったときには文章を長めにしようと思いました。あと、OSACをチェックしようと思いました。
ここでハプニング発生。電池残量が1になったため、携帯のストップウォッチが起動しなくなってしまいました。やばい!超やばい!と思ったらid:c9katayamaさんが携帯を貸してくれました。ありがとうカタヤマン!すごいぜカタヤマン!日本一のいい男!!と思いました。ほんと助かりました。
でもそんなこんなであたふたしていたおかげで、ライトニングトーク三番手の方の内容はほとんど聞けてませんでした。残念。。。
最後はid:happy_ryoさんが自信満々のトークで締めてました。うーん25には見えない・・・・でも年をとると若く見られるタイプだと思います。

BigtableとJDOの勝ちパターンアンコール!

アンコールとか普通ありえないです。すごいですひがさん。

あと片づけ

あれよあれよと終了し、ほとんど手伝えませんでした。id:y-komoriさん、最後に扉開けるくらいしかしないですみません。

その後

打ち上げに行く気満々だったのですが、家においてきたかみさんの風邪が悪化していることを確認したため帰ることにしました。ご挨拶できなかったみなさん、すみません。

振り返って

技術的なこと意外のところで得るものが多かったイベントでした。
前に進んだかどうかはわかりませんが、イベント前よりちょっと違うステージに立てているような気がします。

ありがとうございました

来てくださったみなさん、ありがとうございました!
スピーカー、スタッフのみなさんお疲れさまでした!ありがとうございました!