Doingリストを自分なりに実践してみました

数日前にゆっくりと動きながら高速でこなす、一流の研究者の Doing リスト | Lifehacking.jpを読ませてもらってからこっち、Doingリストを自分なりに実践してみました。

いまやっていることを書き付けておいて、その書き付けておいたことに従って作業していこうね、という単純なものなのですが(と自分はうけとってますが、あほなので間違っているかもしれません)なかなかいいです。仕事がラクになりました。
以下、やってみたことです。

キーボードから手を離したくなかったのと、紙を買ってくるお金とが惜しかったので(どんだけーという声が聞こえますが)、とりあえずアナログ媒体ではなく、デジタルで試してみました。

デスクトップに「now.txt」というファイルを置き、さらにショートカットをパスの通っているフォルダに放り込んで「now」にリネーム。
これで[Win]+R⇒now[Enter]の2アクションでファイルを開けるようになります。

このnowファイルに「いまやっていること」「やったほうがいいと感じたこと」などをそれぞれ一行で書き付けるようにしました。

ちょっとやってみて、終わったタスクを削除しようとしたときに、「アナログならここに線を引いて消すからログが残るんだよな・・・なんかもったいねぇぞ」と感じて、nowファイルに加えて、「fix.txt」ファイルを作ってみました。

タスクが終わったら[Ctrl]+Xで一行クリップボードに移動して、fixファイルに貼り付けます。この貼り付けるときに使ってるテキストエディタのマクロで日付と時刻を頭につけて貼り付けられるようにしました。[Ctrl]+[Shift]+/を押すと「◆2008/03/19 12:36 終わったタスク」が貼り付けられる、みたいな。


結果、一日でこなせる作業量が1.5倍くらいに増えました。
「いま、なにをしているか」を書き付けておくだけでこれだけ生産性があがるなんて、、と驚くと同時に、いままでのオレっていったい・・・という思いも抱きました。

で、なんでこんなに効いたの?というのをこれまた自分なりに考えてみたです。

迷いが無くなった

僕は集中力が薄いのでしょう。他のことに気が向いたりして、作業中に今自分がやっていることが本当に今やるべきことなのか自信が無くなってくることがよくあります。そういったときに[Win]+R⇒now[Enter]をたたいてDoingリストを見ると今気にすべきことが簡単なリストで書いてあるので瞬時に「よし、いまやっていることは間違っていない」と判断でき、安心することができます。自信を取り戻した僕は、僕なりに力強くロジックに取り組むことができます。

作業を終えるとうれしい

fixファイルに終わったタスクを書き付けるのが、うれしいです。うれしいなもんでもっとタスクをこなしたくなります。やりすぎると疲れちゃうんでそこはセーブしながらですが、仕事をこなすことのうれしさが増えるというのは本当に大きいです。

ふとした「思いつき」を大事にできる

ふと、結構なアイデアを思いついた!と思うときがあります。それを実施すれば仕事がもっとラクになるだろう、だけど今やるべきことじゃない、、、そんなアイデアです。僕はそんなことを思いついたなら、それをやって仕事がラクになったところなんかを考えるとうれしくってたまらなくなっちゃって、、、仕事が手につきません。Doingリストをつけることを習慣にしていれば、そこにアイデアを書き付けて忘れることができます。僕は冷静さを取り戻して集中して仕事に取り組むことができます。
あとになってリストを見返してみたら、どうも無駄な作業になりそうだな・・・と感じて[Ctrl]+Xで切り取ってfixファイルに貼り付け、「やめた」と書き付けておきます。ちょっと残念、でもそんなもんですよね世の中。やっぱり本当に役に立ちそうなことだとDoingリストに残って実行されます。うーん丸儲け。


うーん、なんつーかこうしてみると、自分の場合、なんというかずぼらさとか集中力の欠如というか、そういうところをサポートしてくれる仕組みになっているようです。

えーでは昼休みおわっちゃったんでこれで。