読むだけじゃなく、知識を自分のものにする読書法
なるべくたくさんの本を読むように意識してます。
去年は記録を正確にとってないのだけれど、多分200冊くらい本を読みました。
おととしは記録がのこってて、最低でもやっぱり200冊読んでるようです。
でも、正直、さっぱり記憶に残ってねぇのです。
印象に残ってる本のことは多少憶えていたりもしますが、
なんて書いてあったかいってみて、といわれたら、
うーん、なんだっけ、とか言ってしまいそうな感じなのです。
これでは本を読んでる意味があんまないなぁ、と思い、
本の読み方をもっとちゃんと考えることにしました。
手順 1 目次を読む。ぱらぱらとめくってみる。
目次を読み、その本に何が書いてあるか、
どう言った順番で書かれているか、
読む価値はあるか。あるならば、どのような姿勢で読むべきか、
を考えます。
もし、非常に役に立つ本だ、と感じたときには目次を憶えます。
このとき、大きなくくりから憶えます。
ほとんど全ての本は章立てされているので、まず最初に章が
何章まであるかを憶えます。そうすれば、思い出そうとしたときに
抜けがあるかどうかを判断できます。
抜けがあることが分かったら目次を開いて、読み直してみます。
手順 2 ナナメ読みする。
ばらばらとめくって一気にナナメ読み、飛ばし読みします。
このとき、目次を読んだときに想像したイメージと
合致していたかどうかを考えながら読みます。
目を見張るような興味深い箇所があったなら、
その箇所だけ憶えておきます。
また、もし可能なら、この本のテーマはなにか、を掴みます。
もしくはテーマは何々に違いない、と仮定します。
ついでに、自分はこの本から何を学ぼうか、ということを決めておきます。
さらに、書いてある内容によって、精読するときの戦略を建てます。
サンプルプログラムなりを試しながら読んだほうがよさそうだ、とか、
参考資料を手元に置きながら読もう、とか、
ノートをとりながら読もう、とかいうことを決めます。
この時点でくだらない、もしくは自分にはまだ早い内容だ、
と思ったなら、読むのをやめます。
手順 3 精読する。
興味深いとおもったところ、モノにしたいと思ったところを
精読します。
このとき、
・手順2で考えた本の『テーマ』とどう関連しているか
・同じく手順2で考えた『何を学ぶか』と同関連しているか
・前のセンテンスとのつながりは何か
・読んだ内容生かすにはどうすればよか
という問いを自分に投げかけるようにします。
手順 4 アウトプットする
面白かった本も、そうでなかった本も、マインドマップなりなんなり、
なんらかのアウトプットを残します。
手順 5 希望を持つ
これだけやれば、なんとか自分のなかにいいものが残って行ってくれるんじゃなかろうか、と期待します。
あ、これ手順じゃねぇや。